大学選手権(京都産業大学対帝京大学)

37対30で帝京大学が決勝進出。

初の新生国立に戸惑うことなく戦い切った京都産業大学の選手達に心打たれる一方、シラケさせる笛が多数存在したのはラグビー界にとっていかがなものかと思いました。

ボールが入る前に押し負けている状態で取られたアーリープッシュには参りました。

でも、これが1月2日の準決勝なのです。

関西のチームが1月2日に関東のチームに勝って決勝に進むためには、昨年の天理大学のように、

「誰の目にも明らかなプレー」を常に心がけないといけません。

関西のチームは、

生殺与奪の権をレフリーに委ねてはならない」

のです。

マイボールスクラムやモール等、レフリーの裁量が働くプレーは極力減らす(フリーキックではスクラム組まない)必要があります。2022年1月2日の試合は関西の大学ラグビー関係者は絶対に忘れてはいけない。

スクラムではコラプシング、モールではオブストラクション、困った時の笛頼み。これが関東のチームのセーフティーネット。これを使わせてはいけない。

最後に、

関西のチームでも、ロック2人とセンターに外国人を配置し、鋭いタックルで前で止められる3列3人がいれば優勝候補相手でも崩れないことがわかったのは収穫。

それができるのは現状、京産と天理だけ。今後もこの2チームにはいいチーム作りを期待します。それ以外の大学もこの2チームを見習ってチーム作りを進めて欲しいと願います。